2015年4月14日火曜日

耐用年数

人間の。
個体寿命の最大値は暫定120年って事になってます。
宗教的にはゴータマシッダールタ様が言ってたとか、弟子が言ってたか、とかなんとか昔聞いたような(150年とかだったかも知れんけどね)。
科学的に120年って言ってますね。最近特に。
動物は(特に哺乳類は少ないようだ)体細胞の分裂回数に、種毎に内的に決められた限界があって(ヘイフリック限界とか言うらしい、これはカッコいい)、人間の場合約50回らしい。限界を越えて分裂すると、遺伝子に欠損が起こってまともな体細胞にならない、結果機能不全になって個体死を迎えるという仕組み。

歯の耐用年数は50年位。
歯周病や歯ぎしり等で年数が短くなることはあっても長くなることはなかなか難しいような。
歯のエナメル質が再生しないからだ。刃物のように使っているうちにすり減っていく。
多くの生き物はごっそりカッターのように、何度も交換して歯を死ぬまで使えるようにするが、ヒトは一回生え替わったらそれっきり。
ヒトは60過ぎたら、食べないでいいってことかもしれませんね。歯的死は直ぐそこだ。

次に性的なやつ。下ネタ解禁だ。
男の人の場合、生殖細胞は体細胞のような分裂回数の限界が無い(ホンマかいな)ので、年をとってもお盛んな男は多い。
これ自体は間違いないですな。

ブラッド・ピット(51)
ダニエル・クレイグ(47)
ヒュー・ジャックマン(46)
ケン・ウエハラ(享年82)
いくら精子があっても、他の条件が整わないと使い道は無いのだが、何なんでしょうねこの仕組み。
いい年こいて、カッコいい人は、性的に俺は死んでないと、世界中に叫んでいるのだ。
そう思うとミスターウブな僕には、この上なく恥ずかしいことのように感じる。
僕が性的にカッコ良かったら恥ずかしくて、個体死してしまうかも知れない。
これはやっかみだが、年甲斐もなく性的にカッコいい人ってどっかゲイっぽいと思う。

一方で女の人の生殖細胞は、つまり卵子だが、生まれる前に卵子の前段階のプレ卵子が(正確な呼び方でないのでこの人の話には注意が必要ですよ)400個程作られていてそれっきり。
排卵数には厳格な制限がある。
排卵が始まってから、順調に行けば年12個消費するとして、ざっくり40代半ばにはストックが無くなるということになる。途中妊娠して、排卵が止まっているときはその分、枯渇するまでの年数は伸びる。ピルなどで排卵を止めると、この年数は伸びる(はずだ)が、そういうことをしているヒトの見た目は、(排卵を)止めた分だけ老化するような。
とにかく、だから、どう逆らっても、性的な老化(女の子→女の娘→女の古)は、性的な死を迎えるのが男より早いと決まっている女の人のほうが残念ながら早いって事になる。

 
こんな女の娘が→

こんな女の…まだまだ現役だろうけども、ある意味死を迎える。
女の人の中にも、誰とは言わないが、いつまでも妖怪のように、性的に(一見)死なない個体があるのだが、あれは何かの幻か、女みたいな男のヒトなのかもしれない。
思えば僕の母は、ベラのような美人だったが、彼女の父が亡くなった時に急に「かわいさ」が失われたように思う。あれはそういうことだったのかもしれない。
それを目の当たりにした僕は「このばばあが…」とか言ってしまい、彼女はかな~りお傷つきあそばされたようだ。僕ってば正直で、目も当てられない。
ベラが、かわいいか、性的に生きているかどうかは勿論知らない。

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